2019年12月28日土曜日

年末におもう 隣人のために


2019年も残りわずかになりました。
三女も今年で三歳になり、だんたんと父親として子育てに必死なだけではなく、少しずつ自分を取り戻す時間が持てる隙間が出て来た。まだほんの少しだが。


秋には子供のリクエストであると共に、オヤジ仲間家族とキャンプに行った。第1次計画は台風のため延期し、次の計画は台風19号の上陸と重なってしまった。天気予報をにらみながら、通り過ぎたら雨はあがるかなーと考えつつ、無理は禁物かなとも考えつつ、結局こども達の行きたいというエネルギーに屈したという形で、自宅から比較的近い水辺と縁の無い山の上のキャンプ場へ出かけたわけだ。行ってしまえばそれなりに楽しいひと時を過ごした。
こうして年末を迎えて、今年一年を振り返ると、甚大な被害をもたらしたあの時に、悠々とキャンプに行ったなと、うしろめたい気持ちになる。
こんなことになることに、その当時から薄々気づいてはいたものの、やっぱり行きたかったのは自分だったりして、その弱さが嫌になる。


毎年、娘の通う保育園ではクリスマスに献金を集め、その時にふさわしい場所へ寄付する。今年は、チェルノブイリ子ども基金という団体と、未来の福島子ども基金へ献金するとのことだ。保育の時間にも先生方が子供達にこのことを伝える。家庭ではできるだけ、子供のアクションによってお金を産み出して献金ができるように計らうことになっている。家事を手伝うとお小遣いをもらえて、それを貯めて献金にするなどということだ。今までは、日々の暮らしにあっぷあっぷしていて、なかなか子供とクリスマスの献金の話しをしたり、そのために何ができるかなどと計画できず、結局親が用意したお金をそのまま献金することになってしまっていた。


我が横浜市の行政がIR誘致に動き出している。大都市の市民を支える行政として、こういった方法で懐を支えるというのは、カシコイ人の選択なのかも知れない。でも、もっと地に足のついた大都市であって欲しい。自分だけが勝ち組みたいじゃなく、同じ日本の他の地域と共に豊かで幸福な人々の生活できる都市を目指したいと思ったりする。


十代の頃から、環境問題に関心があり、学生時代にはその方面で自分に何かできないか模索していた時期もあった。今もこの地球を人間の手で傷つけてしまわずに後世まで、回りつづけて行って欲しいと願っている。普通の生活をしている範囲ではあるが、ゴミを少なくすることや、石油を使うことを出来るだけ少なくしたいと多少は実践している。

思っていても、行動しなければ意味がないとよく言われるし、そう思う。
少し見出せた時間を有効に使う2020年にしたい。